完全母乳(完母)の信者ではないけれど…
搾乳やミルクに比べて母乳の方が圧倒的に楽。
お金はかからないし、洗い物も少なくて済むし、搾乳する時間や赤ちゃんが泣いている中ミルクを作らなくて良く、その時間を睡眠に当てられる…
ということで、うまく吸えなかった(退院時の直母4g…涙)赤ちゃんの2ヶ月目での完全母乳までの道のりをまとめました。
【後日談】結局、1人目&2人目を母乳6〜8割とミルクの混合で、3人目を完母で育てました。(3人目は逆に哺乳瓶を拒否されました。。難しい)
完母はお金がかからない&哺乳瓶を洗う手間がないのは良かったですが、外で授乳室を探す必要がある&人に預けにくいのは難点だなと感じました。
赤ちゃんが吸えていなくても、とにかく母乳を出して飲ませる
母乳は出さないと、出さなくてもいいよ~と身体が思ってしまうとのことで、とにかく3~4時間おきに出していました。
お陰で、赤ちゃんが飲めるようになったときにも無事に足りる量をキープできました。
手で絞った方が良いよと保健師さんは仰るのですが・・・大変なので搾乳機を使い、赤ちゃんが少ししか飲めなくても3〜4時間おきに出していました。
→幾つか搾乳機も試したので、おすすめまとめています。
おすすめ搾乳器はメデラ?ピジョン?
次に、搾乳を保存して、温めて哺乳瓶であげます。(次の授乳で与えるなら、そのまま哺乳瓶に入れて常温保管)
→保存については、割と楽に保存できる方法を以下にまとめています。
搾乳のおすすめ保存方法 〜保存パックvs哺乳瓶
飲む力が弱くて哺乳瓶からも飲んでくれない時
産院でも使われている弱い力でも出せる乳首があり、これなら哺乳瓶が199円〜と一緒に買ってもとても安い!
後述する乳頭混乱(ニップルコンフュージョン)を避けるためにも、洗い物を一気に済ませるためにも、複数の乳首を持っていると便利でした。
直母。毎回とりあえず口には含ませる。でも、どれだけ飲んでるの?
搾乳やミルクを足すにしても、必ず毎回おっぱいを口には含ませていました。
練習する目的でも良いようです。
産院での入院中は4gしか飲んでなかったので、助産師さんの「飲みたいだけ飲ませてね」の意味がわからず、吐くか、よく分からないまま張りが減ったかを見ながらほとんどを足す感じ。
1ヶ月目に不安になり育児相談室に行ったところ、母乳で飲んでいる量が60gまで増えていることが発覚。これは毎回吐く訳だ…
→なんだかんだベビースケール買った方がいいよね、ということで生後1か月でようやく購入。
1万円以下で安心できるなら、もっと早く買っておけばよかった!
パンダスケール(5g単位)、べびすけくんFLAT(5g単位)、タニタ BD-586(10g単位)、タニタ nometa BB-105(5g単位)、と比較。
タニタのBD-586とBB-105は実際に試しました。
精度の違いもあるけど、赤ちゃんが動いた時の確定までの時間もBB-105は短くなっているので便利です。
(徐々に動くようになるので、なかなか確定しないと待つのが大変です…)
結果、精度と安心感からタニタ nometa BB-105を購入。
一応1gまで測れるけれど、ムラがあるように思うので参考値として基本は5g単位で使用していました。
おっぱいの形状に問題あり?
形状に問題ありで赤ちゃんが飲みにくいということもあるようです。
この場合、本来乳首が切れた場合などに使われる母乳保護器を使うと良く、
扁平、陥没などの場合も吸わせていると少しずつ形作られていくとのこと。
特に形状に問題がある場合、胸との間にスペースができることが多々あり、そうすると最初に空気を飲んでしまったり、空気じゃん!となって飲み進まないことがあるので、絞った母乳を先にそのスペースに満たしておくと良いようです。
最初使うのは少しコツが要りますが、おっぱいが張りすぎていたりする時も使えます。
仰け反ったりして直母をやたら嫌がる!
・乳頭混乱を起こしている可能性
→飲まなくても毎回少しずつ咥えさせる。
毎回ミルクを足すよりも、1日に2回フルで足す方が良いらしい。(が、これは私は実感できなかった…)
・哺乳瓶の乳首が飲みやすすぎる(出が良すぎておぼれかけている)可能性
→練習のためにも飲むのに力がいる母乳相談室を購入して移行すると良いようです。
これは桶谷式なので本当は桶谷式をやっている相談室に出向いて購入した方が良いのですが、ネットでも販売されています。
ピジョンの哺乳瓶につけられるので乳首の部分だけ買うのでもOKです。
(私は実際に桶谷式にも5回ほど通いました。色々相談に乗ってもらえるので良いですが、ずっと通うとなると少し高いです…)
・母乳の出が悪い可能性
→飲んでいなくても搾乳器できちんと出して母乳の出を良くする。事前にホットタオルで温める。
意外と忘れがちだったのが、水分を取ること。
・味がまずい可能性(稀?)
→食生活に気をつける。自分でなめてみて確認。片方だけ甘くないとかもあるようです。
・眠い可能性
→飲むより睡眠欲が優っている状態。寝かせると治る。
ただし、おっぱいがおしゃぶりがわりになっちゃってる場合がある。
寝たらおっぱいを外すを徹底しておしゃぶりでないことを理解させること。
・向きが気に入らない、安定しない可能性
→色んな抱き方で飲ませてみる。
うちは小さいうちはフットボール抱きが好きそうでした。
・いつもと環境が違う
→外だったり、授乳ケープ内だったり、騒がしい中ではあまり飲まないことがありました。
外出時、おっぱいを嫌がった場合の保険には、ようやく日本でも解禁された液体ミルクを持ち歩いていましたよー!
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